出会った時は、怪獣かと思った。


最初は、ちょっと苦手だった。



だけどほんとは、とってもやさしかったから


どんどん好きになった。


一緒に遊んだ。


一つのお皿で一緒に食べた。



けんかをしたり、怒られた日もあったけど


最後はいつも仲直り。


いつもそばにいた。             そばにいてくれた。



大好きだった。


君が病気だと聞いて、          ぼくは心配でたまらなかった。


だから、そばにいたんだ。そばにいたかったんだ。


ずっと、一緒にいられると信じてた。



……だけど……





君は、ひとりで逝ってしまった。


もの言わぬ君に、ぼくは幾度呼びかけただろう。


そうしてぼくは、君と最後のお別れをした。



ありがとう……そしてさよなら…

君がいたから、ぼくは幸せだった。


…………


ぼくたちのこの場所に、君はもう居ない。


〜The End〜
                    by jiji

                                            
                                                                                

メニューへ TOPに戻る blog/ちょび&キキのつれづれへ
inserted by FC2 system